スクール卒業生から「スタイリストを辞める」と連絡がありました

こんにちは!
for*styleパーソナルスタイリストスクール(FPSS)代表の久野梨沙です。

▲先日、JFN各局(InterFM)のラジオ番組「レコレール」に生出演しました!

 

さて、先日、1年半ほど前にFPSSを卒業した生徒さんから、スタイリスト業を辞める旨、連絡がありました。
正確な表現としては「休止する」ということでしたが……。

元々FPSSで学ぶ前からファッションとは全く異なる専門分野でキャリアを積んできたその生徒さん。卒業以来その仕事と両立を図ってきましたが、重要なプロジェクトで海外赴任することになり、どうしても両立が難しくなったとのこと。

わざわざ近況報告とともに、少しだけ悔しさをにじませたような文体で、そう報告のメールをくれたのです。

そんなメールに私が返したのは、

「一度学んだ知識は誰にも奪われることはないし、どこにもいくことはない。焦らずにまた再開できる時を楽しみにしましょう」

ということ。

 

FPSSでは単なる似合う服の診断だけじゃなくて、アパレル業界でどんな仕事をするにしても必要になる本当に基本的な知識……ファッションの歴史とか用語、基本的なコーディネート理論や素材・縫製の知識などなど……からしっかり教えています。
こういう基礎的な知識って、文字通りすべての土台になってくれるから、ファッション関係のいろんな仕事に活かせるし、いつでも使えるんです。

個人に似合う服を教えたりお買い物同行するようなサービスだけでなく、ファッションライターとして起業する人もいるし、自分でショップを立ち上げたり、アパレル企業に就職する人も。

学んだ知識はいろんな形に加工して仕事につなげられるだけでなく、すぐ使わなくてもいいんです。
基礎がしっかりしてさえいれば、あとはブランクとなっていた期間のトレンドやアパレル情報だけ業界新聞などでキャッチアップするだけ(FPSS卒業すれば、どんな情報源でキャッチアップすればよいのかもわかっている状態ですしね)。

 

でも基礎からしっかり勉強するには、それなりに時間が必要です。FPSSの場合にはすべて終了するのにだいたい半年。
だから、今すぐ起業したりファッションの仕事に就かないにしても、勉強する時間があるのであればすぐに学びをスタートした方がいいんです。

 

今回海外赴任することになったその卒業生さんだって、あと1年、入学するのを戸惑っていたらもうFPSSで勉強することはできなかったでしょう。
そうしたら、ずっと「ファッションの仕事をしたかったな…」と思いながら、人生を過ごすことになったはず。一生ファッションの仕事への道は開かれないままだったかもしれません。
だとすれば、しばらくスタイリストの仕事を休止することを嘆くのではなく、「あのとき勉強しておいて良かった!」って安堵する案件ですよね、これ。

 

私も40代半ばになってつくづく思います。人生で、勉強できる期間はそれほどない。
いつかは手が離れると思っていた子供も意外といつまでも手がかかるし、子供が巣立ったと思ったら介護問題に悩まされるかもしれない。

来年、再来年、今より暇になる保証はどこにもないんです。それでなくとも人間、年々新しいことを覚えるのは大変になってきますしね…

 

学ぶというのは、人生の選択肢を増やす行為。それは少しでもできる隙があるのならどんどんやった方が良いと思います。特にこの不安定な情勢ではなおさら。

 

現在募集している、第16期。来年1月の開港となりますがもう残席がわずか2つとなりました。
今が、これからの人生で一番若い。これだけは揺るぎのない事実です。
ぜひ迷っているのなら、すぐに一歩踏み出してみてください。あなたをがっちりバックアップする準備はできています。

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執筆者プロフィール

久野 梨沙
久野 梨沙for*styleパーソナルスタイリストスクール代表
株式会社フォースタイル 代表取締役社長/一般社団法日本服装心理学協会 代表理事/公認心理師

服装心理学®に基づくパーソナルスタイリングの第⼀人者。大学で心理学を研究した後、大手アパレルメーカーの企画職を経てスタイリストに。社団法人日本服装心理学協会の代表として、装いが人の心に与える影響を研究する「服装心理学®」の啓蒙活動にも尽力。自己肯定感を高めるファッションカウンセリングや、服装を用いた印象コントロールに定評がある。著書に「最高にしっくり似合う服選び」(学研プラス)など。
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