15期も満席で開講!FPSSが教える、AI時代に活躍できる未来のスタイリスト像

15期も満席で開講!FPSSが教える、AI時代に活躍できる未来のスタイリスト像

 

こんにちは!for*styleパーソナルスタイリストスクール(FPSS)代表の久野梨沙です。

 

先日、FPSS第15期入門講座が、満席で開講しました!
今期は10代から50代まで幅広い年齢層の生徒さんたちが集まりましたので、それぞれの世代のファッション観を持ち寄り話し合うことでますます多様な学びができると期待しています。

…いや、大人になってから、こんなに年齢も住んでいる場所もこれまでの経歴も全く違う仲間ができる機会って、ほんとないですよね。

 

パーソナルスタイリングやイメージコンサルタントの仕事では、様々なお客様を担当することになります。
必ずしも自分と同じ世代のお客様ばかりとは限らず、また、自分が全く経験したことない業界のお客様もいらっしゃるでしょう。
そんなとき、FPSSでの同期同士での交流の経験がきっと役立つと思います!

 

 

FPSS第15期ガイダンスでお話しした「AI時代」のイメコン・スタイリストのあり方とは

 

さて、FPSSでは毎期初回の授業を「ガイダンス」として、これからパーソナルスタイリストやイメージコンサルタントを目指すに当たって知っておきたい業界の現状や身につけるべきことについて、お話ししています。

「現状」を語るということは当然、毎期その内容は変わるわけなんですが、この第15期のテーマとして選んだのは「 AI 」についてでした。

 

ということでこの記事でも、ガイダンスでお話しした「AI時代に活躍できる未来のスタイリスト像を追求するFPSSの取り組み」についてお伝えしてみようと思います。

 

近年のAI(人工知能)の発展は目覚ましく、私たちの生活に多くの影響を与えています。
AIは、コンピュータが人間のように考え、学ぶ技術です。
スマートフォンやインターネットで日常的に使われ、音声アシスタントや検索エンジンにも既に活用されています。

 

また、AIは医療や自動運転車の開発にも使われ、手術や診断の精度向上に貢献し、交通事故を減らす効果なども期待されています。
もちろん、ファッションやイメージコンサルタントの分野にも確実に進出してくるでしょう。

 

例えば、似合う服を診断するような特定のロジックに基づいたサービスは、今後AIによって取って代わられることが予想されます。
現在、スタイリストやイメージコンサルタントを名乗っている人の中には実際には似合う服を診断するサービスを提供しているだけの人も多数いますが、そういう人たちは今後仕事がなくなってしまうということになりますね……。

 

ですから、私たちはそんな時代でもお客様から選ばれ続けるスタイリストやイメージコンサルタントになることを目指す必要があります。

 

ではFPSSではその点をどう考えているか。それは、

 

「共感」「癒やし」を提供できるか。

 

これが、成否の分かれ目になる、と考えているんです。

 

お客様に「このスタイリストさんなら、私の気持ちをわかってくれそう」と思ってもらえたり、「このスタイリストさんの理念や目指す理想像に共感できる!」と思ってもらえたり。
また、「このスタイリストさんに悩みを聞いてもらうと、ほっとする」と感じて頂けるかどうか。

 

それらの「共感」「癒やし」といったことは、決してAIには提供できないこと。
だからこそこれを追求していく必要がある。
逆に、似合う服の診断はいずれAIができるようになるわけですから、診断結果を出すことだけに集中するのではなく、その結果を活用して「癒やし」「幸せ」を提供していくことに注力する、ということです。

 

 

「人柄集客」の重要性

 

そしてそのためにFPSSでは「人柄集客」という言葉を掲げて、指導しています。

 

人柄集客とはFPSS独自の概念ですが、自分の人柄を良いと思ってもらえるようなお客様を集められるようになることです。
言葉だけ聞くと感覚的なやり方のように思われがちですが、実は自分の性質を分析し、客観的に市場の中でポジショニングする必要があります。
これはとても頭を使うことであり、戦略的なアプローチが求められます。

 

まずその第一歩として、FPSSでは生徒さんたちに性格診断を受けてもらっています。

自分の人柄をセールスポイントにしていくためには、まずは自己理解から。
意外と人って、自分の性質をわかっていません。自分の考え方や行動の癖を「みんなそんなものじゃない?」と思ってしまっている。
ここの認識を新たにし、「自分ならでは」って何?を考えながらファッションの知識を学んでもらうのです。

 

そうすれば、開業講座で事業計画やサービス案を練るときには、自分にしかできないこと、自分だからできることが思いつくようになっています。
どこにでもあるわけじゃないサービスを開発することこそが、これからの時代に大切なことなんです。

 

 

「心理面からの装いの楽しみ方」を伝えられる人材を養成

 

今後、私たちはAIの不得意分野でもある「心理面からの装いの楽しみ方」を会社としても広げていく方針です。
これは公認心理師としても活動する私が長年啓蒙してきたことですが、ここへ来て、アパレルメーカーや小売店からも賛同頂き、コンサルティング依頼が急増している分野です。

 

FPSSでは、そこで活躍できる人材を育てていくのが今後の目標です。
そのため今後はますますFPSS内での心理学やコミュニケーションスキルの教育にも力を入れていきます。

心理職の国家資格を持っている唯一のスタイリスト養成講師として、責任を持って正しい心理学の知識を伝えていきます。

 

これからの時代、おしゃれを仕事にしたい人は、AIと共存しながら新しいスタイリスト像を追求していくことが重要。
FPSSは、そのような人材を育成する場として、業界をリードしていくことでしょう。
また、卒業生たちもそれぞれの分野で活躍し、新たな価値を創造していくことを期待しています。

 

この活動のため、FPSSでは今年度は新規生徒募集を停止し、新プロジェクトに集中していきます。

ただ、まだまだ人材は不足しています。
2024年以降、また本講座の新規募集を行いますので情報をいち早く得たい方は、ぜひFPSSのLINE公式アカウントに友だち登録してみて下さい。

 

また、今年は短期講座をいくつか予定しています。現在は「なりたい自分になれる、トレンドカラー講座」の受講申込受付中です。

この講座は色彩検定受検にも活かせる色彩学の基礎から、イメージや印象に深く関わる「色彩心理学」、そして2023年春夏のトレンドカラーの情報をギュッと凝縮して効率よく学べる全4回のオンライン講座です。

申込期日は4月21日(金)。少人数制ですのでお早めにどうぞ!

 

 

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執筆者プロフィール

久野 梨沙
久野 梨沙for*styleパーソナルスタイリストスクール代表
株式会社フォースタイル 代表取締役社長/一般社団法日本服装心理学協会 代表理事/公認心理師

服装心理学®に基づくパーソナルスタイリングの第⼀人者。大学で心理学を研究した後、大手アパレルメーカーの企画職を経てスタイリストに。社団法人日本服装心理学協会の代表として、装いが人の心に与える影響を研究する「服装心理学®」の啓蒙活動にも尽力。自己肯定感を高めるファッションカウンセリングや、服装を用いた印象コントロールに定評がある。著書に「最高にしっくり似合う服選び」(学研プラス)など。
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