たくさんのフォロワーを集める自信がない…そんな人でもできる、長期的な視点でのイメコン・スタイリスト起業

 

こんにちは!for*styleパーソナルスタイリストスクール(FPSS)代表の久野梨沙です。

 

たくさんのフォロワーを集める自信がない…そんな人でもできる、長期的な視点でのイメコン・スタイリスト起業

 

SNSでフォロワーをたくさん集めないと、イメコンやスタイリストの仕事はできない?

 

10月開講の第14期は、早くも残席があと1つとなりました。
ここまでの期間、イメコンやスタイリストを目指す多くの人からの問合せに答えたり、面談を重ねてきましたが、ほとんどの人が不安に思っているのが

「私に、本当にイメコンやスタイリストの仕事ができるんだろうか?」

ということです。

 

特に、この仕事をするならSNSでたくさんフォロワーを集めなきゃとか、バズらなきゃという思い込みがある人が結構いるんだなぁ、ということを改めて感じました。

確かに、たくさんのいわゆる「見込み客」をSNSで集めて、一斉に次月の診断ご予約を受付して、という仕事の仕方をしている人は一定数いますし、目立ちますよね。

でも、決してそういうやり方だけではありません。

 

 

イメコンやスタイリストの仕事を「先生業」の1つと捉えると、違うやり方が見えてくる

 

イメコンやパーソナルスタイリングはお客様にファッションの情報を教える仕事なので、広い意味では先生業といえます。
そう考えると、昔からあるような料理教室・ピアノ教室・着付け教室・華道・茶道…などなど、「お稽古事」と呼ばれるもの全般と同じやり方でやっていけることがわかります。

 

こうした「先生業」は、SNSがない時代から存在しています。そして今でも、SNSを集客の中心に据えていない人も多いものです。

というのも、お稽古って、長いお付き合いになることが多いんです。そして1人の先生で抱えられる生徒数は限られていますから、そのうち、新規の生徒さんは取れなくなります。

SNSでたくさんフォロワーさんを集めたところで新しい生徒さんをお迎えできるわけではないなら、SNSにかける労力を、既にいる生徒さんが引き続き長く通ってくれるように手厚く指導・サービスする方に振り向けた方がいいよね、ってことです。

 

もちろん、短期のコースにしてどんどん新しい生徒さんを入れる、というやり方も考えられます。
でもそうしない人が多いのは、「先生業では、長いお付き合いの方が、遙かにやりがいが大きくなるから」です。

 

 

長くお客様と付き合った方が、「先生業」のやりがいは倍増する

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例えば、私がやってるオンラインサロン服装心理lab.も3年目に入ったので、当初から入ってくださっている会員さんとはもう3年目の付き合いになります。

長いお付き合いなので、大事なおしゃれのコツなんかはライブ配信で何度もお伝えすることになりますが、そうすると会員さんから

「その話聞いたことあるけど、もう1回聞いたことで『そういうことか!』って理解できました」

っていうリアクションがもらえたり、自分のおしゃれで実践してくれる瞬間が見られるようになるんです。

 

初めて聞く知識、初めて聞く情報だと、教わる側は「そんなもんなのかぁ」みたいな反応で終わることがほとんど。
初めから「なるほど、これで理解したぞ!」っていうひらめきがあることはほぼないです。

 

ということはですよ、教える側から見てみると、生徒や教える相手との付き合いが短いと、相手が「なるほど」って芯から理解する前にお別れすることになってしまうわけです。

 

どんなジャンルでも、人間は理解するまでにある程度の時間がかかります。
だから短いお付き合い…例えば、イメコン診断をするだけ、みたいなサービスだと常に「大丈夫かな、伝わったかな」と不安なままお別れすることになります。
これは伝え方の良し悪しには関係なく、単純にお付き合いする期間の問題です。

 

でも、お客様や生徒さんと長期的に付き合っていくと、相手が「わかった!」って、パンっ!て顔が明るくなる瞬間に出会えることがぐんと増えます。
学びって、教える先生が「どう教えるか」も大事ですが、それ以上に、学ぶ側が「どういう状態であるか」によって、効果が大きく変わるんです。

 

私がカウンセリングを学んでいた師匠はこの学びの状態のことを
「お湯が沸騰しているときに、麺を投げ込んだら吹きこぼれる状態」
っていうふうに表現していました。

つまり麺=情報を投げ込む先生の腕がいいわけではなく、“お湯が沸騰していること”、受け手の準備が整っていることのほうが大事なんだよっていうことですね。

 

そしてこの準備にはある程度の時間がかかります。
時間をかけて徐々に理解が進んでいって、ある瞬間に、「は!!」っと理解する瞬間が訪れる。
その瞬間にも立ち会えてこそ、やりがいが生まれるっていうものです。

 

 

長期的にお客様と付き合うと、たくさんお客様を集めなくてもビジネスが成り立つ!

 

長くお客様と付き合えるようなビジネスにすることは、やりがいを増やすだけではありません。
ビジネス的にも安定するようになります。

 

毎シーズン、イメコン診断だけで終わる1回きりのお客様を集め続けるより、季節が変わる毎に今年のおしゃれの相談に来てくれたりお買い物同行を頼んで下さるお客様と付き合いがある方が、売上の見込みが立って先が読みやすくなります。
また、付き合いが長くなるほどお客様の好みや方向性も深く理解できて、よりよいサービスに繋がる→もっとお客様も喜んで下さる、の良い循環が生まれます。

 

何より、たくさんのフォロワーを集める努力をしなくても、実は限られたリピートして下さるお客様さえいれば良いんだ、という安心感はかけがえのないものです。
それがわかると「私にも、この仕事できるかも!」と安心できるのではないでしょうか。

 

 

FPSS自体も、長期的に学べる仕組みを意識しています

 

ちなみに、学びの効果を深めるという意味では、FPSS自体も生徒さんが希望すれば長期的に学び続けられる仕組みを作っています。

 

例えば前述のオンラインサロン服装心理lab.は、FPSSの卒業生たちを継続的に鍛える場にもなっています。
卒業生たちに運営陣に加わってもらって、会員さんの悩みに回答したり、スタイリングを担当したりするのを私がそばで見ていて都度必要な指導やサポートをしているんです。
実践しながら継続的に指導が受けられるので、加速度的にファッションアドバイスやスタイリングスキルが上がっていきます。

 

そんな風に、とにかく独り立ちできるようなカリキュラムと仕組みにこだわっているのがFPSSです。
「このSNSさえ頑張れば集客できるよ!」といったような集客アドバイスもしていません。
長期的な視野で、一人一人に一番合ったビジネスの続け方を教えています。

 

「私に大丈夫かな?」と思う人こそ、まだスタイリストとして世の中にいないキャラクターかもしれません。
そんなあなたを待っている誰かが、きっといるはずですよ!

 

 

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執筆者プロフィール

久野 梨沙
久野 梨沙for*styleパーソナルスタイリストスクール代表
株式会社フォースタイル 代表取締役社長/一般社団法日本服装心理学協会 代表理事/公認心理師

服装心理学®に基づくパーソナルスタイリングの第⼀人者。大学で心理学を研究した後、大手アパレルメーカーの企画職を経てスタイリストに。社団法人日本服装心理学協会の代表として、装いが人の心に与える影響を研究する「服装心理学®」の啓蒙活動にも尽力。自己肯定感を高めるファッションカウンセリングや、服装を用いた印象コントロールに定評がある。著書に「最高にしっくり似合う服選び」(学研プラス)など。
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