人生経験を活かしたサービスを作れば、集客の悩み知らずなスタイリスト・イメコン起業ができる

こんにちは!for*styleパーソナルスタイリストスクール(FPSS)代表の久野梨沙です。

先週末、いよいよFPSS第15期生の皆さんが最終授業を迎えました!
FPSSの授業は大半がZoomを使ったオンライン形式ですが、昨日は最後の授業ということで、来られる人は東京目黒のfor*styleサロンに来てもらい、対面授業を実施。
終わった後は打ち上げも行いました!

最終授業はサービスメニューの組み立て方や集客計画の仕上げを行いました。この授業と「服装心理学」が学べるのがFPSSの開業講座の特徴で、他のスクールにはないカリキュラムです。

パーソナルスタイリストやイメコンを目指す人はどうしても似合う服の診断技術を身につけることばかり考えがちですが、こういった事業計画や集客を学んでおくことも同じくらい重要です。卒業したらまず真っ先に必要になるのは スタイリングの技術ではなくて 集客技術ですから。

パーソナルスタイリストやイメコンに限らず、他のBtoC(=一般個人の方に直接提供するビジネス)サービス全般そうですが、技術さえあればお客様が勝手に来てくれるわけではありません。

人気のある資格だと、それを取りさえすれば何とかなるような気になってしまいますが、 実際には 人気資格ほど集客は難しくなります。なぜなら、その資格を持っている人がたくさんいるということは、ライバルが多いと言うことでもあるからです。実際、いくつかのイメコン系の資格が必要なサービスでは、価格競争が始まってしまっています。

だからこそ、同じメソッドを学ぶFPSSの生徒たち同士の間では、そんなことが起こらないようにしたい。そこで、1人1人の性格や経験、特技を細かく分析して、「その人にしか出来ないサービス」を作ろう、というのがFPSSのポリシーです。

このとき、例えばファッション以外の専門分野を元々持っている人は、それと組み合わせたサービスを考えてもらうことが多いです。

キャリアコンサルタントの資格を持っていた生徒さんであれば、その人のキャリアの後押しになるような第一印象改善アドバイスを主軸としたサービスにしたり、ファイナンシャルプランナーの資格がある人は、お客様に投資価値のあるファッションアイテムを紹介するようなサービスをはじめたり。
整理収納アドバイザーの資格を持つ人は、クローゼットの診断と整理収納に特化したサービスを展開しています。

とはいえ、みんながこうした専門的な知識を持っているわけではありません。
むしろほとんどの生徒さんが、入学前には「アパレル経験もないし、特別なスキルもないから起業なんて無理かも…」と一度は尻込みします。

でも、何も特別なスキルがなくても、それぞれがユニークな人生経験を持っているはず。それを活かして、他にはないサービスを作り上げることができるんです。

例えば、ある卒業生さんの話(もちろんプライバシーの関係で少しフェイクを交えながら話しますが)。

その方は長年うつ病のパートナーを支えてきた女性でした。
これはその人にとってとても大きな経験ですが、でも、最初はその経験を生かしたサービスを考えることはありませんでした。

「ワーママ向けのスタイリング」とか「婚活している方向けのスタイリング」など、確かにその女性と同じ年代向けのサービスを考えてはいたけれど、その人にしかできないサービスではなかった。

そんなとき私は「自分の経験をもっと深く掘り下げてみて。あなたにしか出来ないことがあるはず」とアドバイスします。そうすると、徐々に、おずおずとではあるんですが出てくるんですよね、アイディアが。

最終的にその生徒さんは、パートナーを支えてきた経験を活かして、同じような境遇にある人々の支援になるようなスタイリングサービスを提供したいと言い始めました。

うつ病のパートナーを支えることは大変な労力がいります。どうしても自分のことは後回しになりがち。でも、支える人に元気がなくなったら、それこそ共倒れでもっと酷い状況になってしまいます。
だから、その人たちが罪悪感なくおしゃれを楽しんで元気になれるようなサービスを提供したいと。

最高ですよね。まさにこの生徒さんだからこそ出来るサービス。「自分がやる意味がある」と自分で思えるサービスは、お客様から見ても「あなたが提供してくれるから、受けたいサービス」になります。他のサービスと比較しようがない。だから選ばれるんですね。

さらに、この「鬱病の人を支える人向けのスタイリングサービス」って、実はもっと広いターゲットに喜ばれるんですよ。
うつ病だけじゃなく、世の中にはいろんな疾病を抱えた人の介護をしている人がいます。そういった人たち全員が、このサービスを待っているんです。

こんな風に、生徒達が「自分にしかできないサービス」を見つけるために導いていくのが私の仕事だと思っています。

私が、「FPSSに入ってもらえれば未経験の方でも大丈夫!」と言えるのは、FPSSでファッションの理論を初歩からしっかり教えるから、という理由だけではありません。こうして、あなたの人生経験の中からサービスに活かせることを見つけるから大丈夫だよ、という、そういう意味も含んでいるんです。

来年1月開講の第16期でも、また、1人1人の人生を活かしたまだこの世の中にないサービスを、ファッションスキルと組み合わせて作り上げて行きたいと思っています。ぜひ自分だけのファッションサービスを作りたい人は、飛び込んできて下さいね!

2024年8月開講の第17期、ご入学受付中!
4月中のお申込で最大6万8千円分の特典がもらえます

服装心理学®を使ってより深いスタイリングサービスが提供できることから、昨年から他社スクール卒業生からの問い合わせも増えているFPSSの講座。

昨年から開講数を絞っていることで、ご案内しきれなかった方もいらっしゃいましたこと、改めてお詫び申し上げます。

現在は第17期のご入学お申込受付中ですが、早くもお席が埋まり始めています。

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執筆者プロフィール

久野 梨沙
久野 梨沙for*styleパーソナルスタイリストスクール代表
株式会社フォースタイル 代表取締役社長/一般社団法日本服装心理学協会 代表理事/公認心理師

服装心理学®に基づくパーソナルスタイリングの第⼀人者。大学で心理学を研究した後、大手アパレルメーカーの企画職を経てスタイリストに。社団法人日本服装心理学協会の代表として、装いが人の心に与える影響を研究する「服装心理学®」の啓蒙活動にも尽力。自己肯定感を高めるファッションカウンセリングや、服装を用いた印象コントロールに定評がある。著書に「最高にしっくり似合う服選び」(学研プラス)など。
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