服装心理学だけを学んで開業したいというあなたへ

 

こんにちは!
for*styleパーソナルスタイリストスクール(FPSS)代表の久野梨沙です。

 

服装心理学だけを学んで開業したいというあなたへ

 

FPSS第12期の入学申込締切が9月26日(日)に迫ってきたということで、このところはご入学予定者の個人面談が盛りだくさん。

日々入れ替わりZOOMで色んな人にあっているので、ちっともオフィスに引きこもっている感じがしないです・・・😂

 

これまでは対面でしか行えなかった似合う服の診断・・・・・・いわゆる「イメコン診断」と呼ばれているような、カラー診断や体型診断などが、FPSSのメソッドだと写真だけで診断できる=オンラインだけでサービス提供ができます。

 

ということは、つまり、スクールの授業もオンラインだけで問題なく受講できるということ。

 

このことから、コロナ禍以降は以前にも増して、全国津々浦々から入学していただけるようになりました。
ファッションは地域差も大きいものなので、全国のお客様を相手にサービスを開業するのであれば、様々なエリアのファッション感覚を身につけておかなければなりません。
そういった意味でも、同期の面々が全国から集まっていて情報交換ができるというのは、それだけでも大きなメリットなんですよね。

 

さて、そんな入学申込受付期間中、多くの方からいただく質問があります。

それは、

「服装心理学だけを学ぶことはできないのでしょうか?」

という質問です。

 

特に、パーソナルスタイリストやイメージコンサルタントとして既に開業済みの方からこの質問を頂くことが多いです。
あとは自分でブランドを立ち上げたり洋服関係のお店をやっている方、販売アパレル販売員として働いている方、百貨店の社員さんとか、メイクの講師をやっている方、人材関係のお仕事をされている方なんかからも結構多いですね。

 

確かに、服装心理学を学ぶとできることがぐっと増えます。
ですから、上に挙げたような職業の人が「今の私のビジネスに服装心理学を加えたい!」って考えるのは、とてもよくわかります。

 

例えば、パーソナルカラー診断の技術を持っている人が、SNSなどでパーソナルカラーの知識をたくさん発信したところで、「似合う色を知りたい」とか「色使いがもっと上手くなりたい」という要望を持ってるお客様しか集まらないんですよ。
つまり、「自分のおしゃれの悩みはパーソナルカラー診断で解決できる」と自分で気づけた人しか、お客様になり得ないんです。

 

でも、服装心理学を活用すると、コミュニケーションや心理が関わる問題全般に関われるようになります。

 

さらに、服装心理学が使えれば、集客だけでなく、お客様へ提供できるサービスに広がりと深みが出ます。

無意識に選んでいる服の傾向から、お客様自身が潜在的に抱えている「こうありたい自分像」をすくい上げることができて、それを体現するようなファッションを提案できたり。

 

また、他社でイメコン診断を受けて似合う服を選べるようになったはずなのに、それでもなぜか自分のおしゃれに満足できない、という人の理由を心理面から解き明かすことができたり。

(このケースすごく多いんですが、逆に服装心理学の知識が無いスタイリストがどんな風に対応しているのかすごく心配になります。だってもう一回診断やったところで、前の診断結果が間違っていない限りは同じ結論になるだけですよね? それってお客様をさらに絶望に突き落としてしまうだけでは・・・・・・まさかお客様の望むような診断結果に歪曲する・・・わけじゃないですよね・・・・・・)

 

とかくおしゃれにはコミュニケーションの問題や心理的な問題は絶対について回ります。
そこを服装心理学を活用することで、いろんなアプローチから探ることができるようになるわけです。

 

服装心理学だけを学んで開業したいというあなたへ

 

しかし、色んなアプローチでお客様のおしゃれの悩みの原因を引き出したり、本当の願望を引き出したりしたら、次はその解決や実現に取り組まなければいけません。

 

そして、悩みの解決や願望の実現においては、ファッションコーディネートのしっかりした理論や、似合う服・似合わない服の条件を明確にする診断技術などの、具体的な解決策に繋がるファッションスキルが必須。

 

服装心理学で悩みの原因や本当の願望だけ引き出したものの、解決するスキルがないからそれで終わりなんてことをしてしまったら・・・・・・お客様にとっては単なる地獄ですよね💦
私が服装心理学「だけ」を教えてしまうと、こうした地獄があちこちに生まれる可能性が高くなってしまうんです。

 

問題を引き出すことと解決することは絶対にセットです。そしてセットにするには相性が大事。問題さえ引き出せば、どんな解決策でもよいわけではありません。

 

そして、他社スクールで教えているファッション理論や診断メソッドが、服装心理学で引き出した悩みの解決や願望の実現に向いているかは、私には判断ができません。
服装心理学でお客様の理想を明確にすれば、それに応じてかなり細かいスタイリングの調整が必要になるということ。
FPSSのスタイリングメソッドは初心者でもそれができるように作り込んでいますが、他のメソッドではそうはいかないのではないかと思います。

 

これらのことから、FPSSでは、服装心理学だけの講座はやっていませんし、いくら開業済のイメコン、スタイリストさんでも、服装心理学の授業だけを受けるということはできません。
これはひとえにお客様のためです。

 

もちろん、私がやっているオンラインサロン服装心理lab.のように、一般の方が、自分のおしゃれに生かすために服装心理学を学べる・・・という場所はご用意しています。

また、一般の方向けの単発講座などもやったりしていますし、私のパーソナルスタイリングサービスで服装心理診断を受けたり、服装心理的なカウンセリングを受けられるサービスもあります。
自分のおしゃれのために学びたい方は、ぜひこれらをご利用ください。

 

また、既に開業済みの方でも、診断やコーディネートなども含めて、1から全部学び直したいという方は大歓迎!
このところそういうご入学者さんはどんどん増えていますよ。

 

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執筆者プロフィール

久野 梨沙
久野 梨沙for*styleパーソナルスタイリストスクール代表
株式会社フォースタイル 代表取締役社長/一般社団法日本服装心理学協会 代表理事/公認心理師

服装心理学®に基づくパーソナルスタイリングの第⼀人者。大学で心理学を研究した後、大手アパレルメーカーの企画職を経てスタイリストに。社団法人日本服装心理学協会の代表として、装いが人の心に与える影響を研究する「服装心理学®」の啓蒙活動にも尽力。自己肯定感を高めるファッションカウンセリングや、服装を用いた印象コントロールに定評がある。著書に「最高にしっくり似合う服選び」(学研プラス)など。
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