【公開添削】パリ一人旅！マダムと呼ばれる旅スタイル〜夜・オペラ鑑賞編〜

FPSSでは、課題として作ったコーディネートに、講師から細かな添削を受けることができます。その繰り返しで、スタイリストとしての技術が確実に向上し、プロとしての自信もついていく仕組みです。

パーソナルスタイリストになるまでに、どんな勉強を行っているのか、
講師からどんなアドバイスをもらえるのかの参考にして頂くために
この場所でそのやりとりを公開しています。

在校生・幸野さんのコーディネート作品

こんにちは。受講生の幸野智子です。

４０代女性が一人旅で夜オペラ鑑賞をする場合のコーディネートをご提案します。
現地の方々もカジュアルスタイルの場合もあるようですが、心地よく鑑賞できるスタイルを目指します。

大人の女性らしい、でも派手ではない黒のワンピースに華奢なアクセサリーを合わせ、夜の社交場に相応しい華やかさをまといます。
足元も低めのシンプルで歩きやすいパンプスを合わせ、優雅に歩きましょう。

クロークでロングコートと黒バッグを預けたら、ショールと小さなバッグだけ持って、早めに座席につき、開演前の雰囲気を存分に味わいましょう。

幸野さん、こんにちは！
早速コーディネートに関してアドバイスをしていきますね。

オペラ鑑賞ということで、どんな席でも自信を持って行けるようなブラックドレスを選んだのは◎。
また、コートと移動用のバッグをクロークに預ける前提で、クラッチバッグやストールを用意しているのも気が利いています。

ただ、まず靴がオープントゥということで、ドレスコードとしてNG。
また、せっかくあわせたアクセサリーが、ピアスだけ立て爪のクラシカルなデザイン、それ以外はピンクのパーツが使われたややカジュアルなデザインと、格が合っていない印象です。

そこでこんな風に修正してみました。

ピアスにもピンクのパーツが含まれたものに変更、そして靴はポインテッドトゥのパンプスに。パンプスはほんのりワインレッドのカラーを選び、小物と統一感を出しました。

比べてみると、こんな感じです。
靴を変えるだけで、だいぶフォーマル度が上がりますよね！
ドレッシーなスタイリングでは、アクセサリーと小物の統一感を意識していきましょう。

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