ビッグシルエットのトップスを着こなすためのバランスの取り方【スタイリング添削】
FPSSでは、課題として作ったコーディネートに、講師から細かな添削を受けることができます。その繰り返しで、スタイリストとしての技術が確実に向上し、プロとしての自信もついていく仕組みです。
パーソナルスタイリストになるまでに、どんな勉強を行っているのか、
講師からどんなアドバイスをもらえるのかの参考にして頂くために
この場所でそのやりとりを公開しています。
目次
在校生T・Yさんのコーディネート作品
こんにちは。在学生の T・Y です。
入門講座9コマ目「形から考えるコーディネート」の授業の課題コーディネートを提出します。
課題:【ボリュームにコントラストをつけたコーデ】
冬の休日、アラサー女性が1日アクティブに遊ぶ日をイメージしてコーデを作成しました。
ボリュームを出すためにもこもこ素材で大きめサイズのドロップショルダーのニットを選び、ボトムは広がりの少ないショートパンツとタイツでスリムに。
足元は、ファーでもう一度ボリュームを出す事でコントラストを付けました。
ボルドーのレザーショートパンツを入れる事でさり気なく大人っぽさを出そうと思いました。
講師・久野よりコーディネートへのアドバイス
Yさん、こんにちは!
早速コーディネートに関してアドバイスをしていきますね。
ボトムよりトップスの方がボリューム感が強いとバランスが崩れがちですが、足元にもボリュームを出したことで安定感が増しましたね。このコントラストの付け方はとても良かったと思います。
ただ、これも前の記事のスタイリングと同様、アウターの袖が細いため、ニットの上に羽織れるかどうか疑問を感じます。
その点を修正したのが以下のコーディネートです。
アウターも、今季トレンドとなったビックシルエットに変更することで羽織りやすくしました。
スポーティーなブルゾンを選びましたので、シューズやバッグもスポーツテイストの強いアイテムに変更。
メタリックな質感を取り入れて、大人っぽさは残すように意識しています。
修正前後を比較して見ましょう。
ブーツのボリュームだけを残し、他をすべてタイトにする方法も考えられますので、そんなコーディネートもぜひ作成してみて下さい。
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