今からでも遅くない!人生経験が活かせる起業、パーソナルスタイリスト

「手に職」を目指す人が選んでいる、
パーソナルスタイリストという仕事

30代からでも遅くない!人生経験が活きる「手に職」がパーソナルスタイリスト

会社に勤めていると、ふとこの先が不安になることはないでしょうか?
そんな不安も30代になると、より現実味を帯びてきます。

 

「このまま勤めていてもこれ以上のキャリアアップは見込めないのでは?」
「体力はどんどん落ちていくのに、こんな激務は続けられない」
「この業績だと、急にリストラもあり得るかも・・・」

 

企業側も、待遇を改善するより従業員に副業をしてもらったほうが楽、ということで「副業解禁」を行うところが増えてきました。

 

そんな流れから、「手に職をつけよう」と考える人が非常に増えてきています。中でも、元々おしゃれに関心があった人に選ばれているのがパーソナルスタイリストという仕事です。

 

ファッションの仕事は若くなければできない?
それは勘違い!

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「昔からファッションの仕事に就いてみたかったけど機会がなくて・・・」

そんな方たちが、どうせ手に職をつけるなら好きなもののほうががんばれる!と言って、このfor*styleパーソナルスタイリストスクールの門を叩いてくれています。

 

しかし、30代や40代の生徒さんから入学前から聞く不安のNO.1は、
「この年齢からファッションの仕事を始めるなんてやっぱり無謀だろうか?」
ということ。

 

やはり、ファッションの仕事=若い人のもの、というイメージが強いんですよね。
もちろん、ファッションモデルや販売員は、体力勝負な側面も多く、また、若い人向けのブランドの仕事が多いため、年齢が若い方が有利なことは否めません。

 

しかし、パーソナルスタイリストに関してはむしろ逆。
年齢が高い方が有利、と言い切ってしまっても過言ではないと思っています。

 

それは、そもそもパーソナルスタイリストを依頼するお客様の中に、そんなに若い人がいないから。

 

洋服代に加えてスタイリストの料金を負担できる人というのは、やはりそれなりの収入がある人で、なかなか若い人には難しいものです。
また、年齢が上がるほど、体型が変わったり環境が変わったりで、ファッションに悩むことも多くなりますし、その悩みも深刻になるからです。

人生経験があるほど、
幅広いお客様に選ばれるのが
パーソナルスタイリスト

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そんな大人のお客様が、「アパレルショップに立つ販売員さんは私より若すぎてなかなか相談しづらいから・・・」とご利用下さるのがパーソナルスタイリスト。
年齢が高いほど有利、と言い切れるのにはこんな理由があるのです。

 

私自身、まだパーソナルスタイリストという職業の知名度がまだまだ低い9年前からこの仕事を続けていますが、年齢を重ねるほど、幅広いお客様にご満足いただけるようになるなぁ、と実感しているほどです。

 

それは、自分の人生経験が豊かになるほど、お客様のお悩みを深く理解できる力が増すからです。

 

また、私自身がアパレル業界出身ということで、起業時に強く感じたのは「異業種のことを知らないと、最適な服装は提案できない」ということ。
やはり業界慣習というのはそれぞれかなり異なるため、「これくらいの華やかさはOKだろう」とアパレル業界出身者が思うものと、異業種のそのボーダーラインとでは大きく違うからです。
私ははじめはこの違いに足を取られ、いろいろな業界の人に話を聴くことでそのギャップを埋めていきました。この作業に意外と時間を取られてしまったな・・・と今となっては思います。

 

そんな面では、アパレル業界出身でないことさえ、パーソナルスタイリストとしては武器になり得るのです。

 

これからは、自分の独自性を打ち出せる
パーソナルスタイリストが稼げる!

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ましてや、もしあなたが年齢を重ねながら、就職・転職・育児・体力低下などなど様々なイベントをクリアしてきたのだとしたら。
それ自体がもう立派なスキルです。

 

今は私が起業した当時に比べると、パーソナルスタイリストの数が激増しており、競争もかなり激しくなっていますが、「自分ならでは」な強みを打ち出し、他のパーソナルスタイリストと差別化できれば、お客様もしっかり獲得できます。

その強みを作ってくれるのも、今までの人生経験なのです。

 

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執筆者プロフィール

久野 梨沙
久野 梨沙for*styleパーソナルスタイリストスクール代表
株式会社フォースタイル 代表取締役社長/一般社団法日本服装心理学協会 代表理事/公認心理師

服装心理学®に基づくパーソナルスタイリングの第⼀人者。大学で心理学を研究した後、大手アパレルメーカーの企画職を経てスタイリストに。社団法人日本服装心理学協会の代表として、装いが人の心に与える影響を研究する「服装心理学®」の啓蒙活動にも尽力。自己肯定感を高めるファッションカウンセリングや、服装を用いた印象コントロールに定評がある。著書に「最高にしっくり似合う服選び」(学研プラス)など。
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