なぜ「トレンド」がこんなに嫌われるようになったのか?実は「似合う」かどうかと同じくらい、おしゃれを左右するのに・・・

 

こんにちは! パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。

暦の上ではもちろん、気候的にも春っぽくなってきた今日この頃。
こんな季節の変わり目には、「トレンド」っていう言葉を、ファッション雑誌やSNS、テレビなんかでも見かけることが多くなります。

この「トレンド」という言葉に、あなたは何を感じますか?

私のパーソナルスタイリングのお客様の中には、この言葉に身構えてしまう人が多く見られます。「トレンド」と言われただけで、防御態勢に入るというか、拒絶反応を示すというか・・・・・・。
「トレンドに振り回されたくない」っておっしゃるお客様も、私が起業した2006年あたりから、年々増えている気がしています。

 

「トレンド」という言葉への拒絶感、その理由

 

振り返ってみれば、私の「アパレル業界」歴は不況とともにあり、就職した年自体が氷河期のどん底だったわけですが、そこからアパレル不況は年々ひどくなる一方で。
それと比例するように、

「トレンドに振り回されたくない」
「最小限の服で着回せるようになりたい」

っていうお客様のご要望も増えていきました。

本来であればトレンド情報を発信すべき立場であるはずのファッション雑誌でさえ、「トレンドに振り回されないための着回し術!」みたいな特集をどんどん載せるようになっていって。

 

そう考えると、トレンドへの嫌悪感・拒絶感には、やはり消費者の「お金を使わされたくない」というマインドが深く関係しているんだろうなぁ、と思います。
「トレンド」が消費者に新しい服を買わせるための道具だ、と感じたり、単なる広告に思えたり。
そんな風に感じている人、これを読んでいる人の中にも多いのではないでしょうか?

 

そもそも不況が長く続いて、広告自体を毛嫌いする人も増えていますよね。
インフルエンサーさんがPR投稿しただけで「見損なった!」みたいなリプを送る人もいますし、ブログにアフィリエイトが仕込んであったら「意地でもリンク踏むもんか・・・」と思う人もいるでしょう。

トレンドっていうのは、私たちに洋服を買わせるために誰かが仕掛けた巨大な虚構であって、それに絶対足元をすくわれてはならないのだ!
そう思い込んでしまったのであれば、トレンドを毛嫌いして、定番品に走りたくなる気持ちはわからなくもありません。

トレンドを取り入れないと、おしゃれに見えないことがある・・・その原因は「調和」

 

でもスタイリストの視点で考えると、実はそんな風にトレンドアイテムを避けているせいで、あまりオシャレに見えなくなってしまっている人がいるっていうのも事実なんですよね・・・・・・。

確かにトレンドを取り入れなくても、自分に似合う服を着ていればある程度おしゃれには見えます。
それはなぜかというと、自分の外見と着ている服が「調和」するから。
調和は、美を生みます。
これは美術でも、音楽でも、ファッションでも、同じこと。

 

しかし、人間は一人で生きているわけではなく、社会の中で存在する生き物です。
ということは、その社会に、時代に、調和していないとそれは大きな「違和感」を生むわけです。

トレンドアイテムを避けている人には、こういう人が多いんですよね。
つまり、自分の外見と調和した服は着ているんだけど、時代には調和していないので、生活する背景になじんでいなくて、おしゃれ度合いが下がってしまっている人、です。

 

もちろん、服を調和させる対象が自分の外見であれその時代や社会であれ、どれくらい調和させるのか、そもそも調和することを目指すのか、選ぶ自由はその人個人にあります。
「自分の外見にさえ合っていれば、背景になじまなくても全然良いの!」
って割り切っているなら、それも一つの答えでしょう。

 

でもね、「背景になじんでいないせいで、せっかくのコーディネートも素敵さが半減してしまうことがある」ということ自体を、知らない人も多いんですよね。

 

例えば、結婚式を挙げるときのウエディングドレスを選ぶお手伝いをすることも仕事柄多いんですが、そのときには結婚式場の確認は必須中の必須です。
決して、着る新婦さんの外見だけで決めることはあり得ません。
アンティーク調の内装のチャペルならそれに合わせたヴィンテージっぽいデザインのドレスにしたり、リゾートウェディングなら、軽やかなショート丈のドレスにしたり。

そうでないと、後で結婚式の写真を見返して、愕然とすることになります。
スタジオでの前撮りのときはよかったけど、当日の写真、なんだかちぐはぐで全然素敵に見えない!!って。

 

これ、結婚式はたくさん写真を撮るので気づきやすいって言うだけの話で、私たちは生活している普段から、人から見られていて、そのときには必ず背景も一緒に見られているんですよね。
だから、トレンドを全く無視していると、その背景からは浮いてしまう可能性があるよと、そのことは認識した上で、選択して欲しいなと思うんです。

トレンドは単なる広告ではなく、自分のコーデの幅を広げてくれるきっかけになる!

 

ということは、トレンドを取り入れるメリットは、

自分の外見に似合いづらいものでも素敵に見せやすくなる

ことだ、とも言えるわけです。

前述の通り、ファッションでは、「調和」を目指すことがおしゃれに見せる一つの方法です。
ですから、その時代や背景と調和していれば、多少自分の外見に合わなくても、結構素敵に見えちゃうものなんですよね。

そういう意味では、トレンドアイテムに挑戦することは、自分のコーディネートの幅が広がるきっかけになり得るわけです。

 

また、全然これまで着てこなかったようなデザインや色の服も、流行になったことで街に溢れて、「じゃあ着てみようかな」って試してみたら、思いのほか自分に似合ったり、だとか。
食わず嫌いなだけだったことに気づかせてくれて、新しい自分の一面に出会える。そんなチャンスも、トレンドアイテムにはあるんです。

 

ですから、まぁ確かに服の販売促進のためにトレンドがあるという側面は決して否定はしませんけど、でも、トレンド取り入れるって楽しいよ!いいこともたくさんあるよ!ってことを、一人でも多くの人に知ってもらいたいなと思っています。

 

その活動の一環として、私が運営しているオンラインファッションコミュニティ「服装心理lab.」では、今月のカリキュラムとして「服装心理lab.流・2021年春夏トレンド活用術」を掲げて、メールとチャットを通じてレッスンをお届けしていきます!

 

服装心理lab.は、おしゃれの”超”基本と服装心理学が学べる、一般の方向けの月額制ファッションスクール。
文字通り、おしゃれが苦手な人や初心者の人が多く集まって、オンライン上でレッスンを受け、おしゃれを実践してくれています。

そんな会員さんに向け、今月は、この春のトレンドキーワードをわかりやすく解説。
なぜ流行になったのかとか、具体的に洋服のデザインや着こなし方はどう変わるのかなどを解説します。
このメールレッスンを読んでからこの春売っている服を見ると、共通のデザインや色が多いことに気づけて、服選びの視座が一段高くなったことを実感できるはず。

 

もちろん、「トレンドで、その上自分に似合う服の選び方」も学べますので、外見と時代へのW調和も狙えますよー!

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8月のテーマは
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8月のレッスンテーマは「服装心理lab.流・2021〜22年秋冬トレンド解説」
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マンネリしているワードローブのてこ入れにも最適ですし、なんといっても流行になることでそのデザインやカラーのアイテムがお手頃価格になる、というのも嬉しいポイント。 知っておけば、確実に賢いおしゃれにつなげられます。

そこで今月のレッスンでは、lab.ならではの実益目線で、今年の秋冬の流行やその背景をしっかり解説していきます!

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久野 梨沙

執筆者
久野 梨沙(ひさの りさ)

パーソナルスタイリスト / 服装心理カウンセラー。( 社 )日本服装心理 学協会代表理事。服装心理学に基づくスタイリングの第一人者。大学 で認知心理学を研究した後、大手アパレルメーカーでの商品企画職を 経て個人向けスタイリストに。1 万件に上るスタイリング実績を元に、 精度の高いイメージコントロールをすることで定評がある。