おしゃれの正解がわからない不安から解放される、とっておきの「練習」

おしゃれの正解を求めてしまう気持ちから解放されるには

おしゃれが苦手な人の中には、「このコーディネートが正解なのかどうか」が気になりすぎて楽しめない、という人が多いものです。

その解決策の一つが、ここfor*styleでも提供している顔パーツ診断・体型診断・パーソナルカラー診断などの「似合う服の診断」を受けて「似合うという観点からの正解を知る」ということなんですが、この解決策の認知度はだいぶ高まってきたように思います。

その一方で、この解決策を採っても正解を求めていること自体は変わらないわけで、別のところで行き詰まる可能性はあります。

例えば、似合うといわれた服がとても会社に着ていけるようなデザインではない、とか。
複数の診断を受けたら似合うと言われるものがそれぞれ違ってしまった、とか。
似合う服が正解だと思っているのに、似合う服が好きになれなくて苦しい、とか。

そんなときにはどうすれば良いでしょうか?

それは「正解・不正解」という基準だけでなく、自分が楽しめるかどうかという主観でもファッションを楽しめるように練習することです。

そこでオンラインサロン「服装心理lab.」で、その練習にもってこいのテーマを取り上げてみました。
それは「推し活ファッション」

推しのライブに行く。
推しの出るミュージカルを見に行く。
推しのイベントに参加する。

こんなシーンで服選びをするときって、ファッション業界的な服選びのルールから解放される気がしませんか?
その場には推しを同じくする同好の士しかいないわけで、そんな場ではファッション的におしゃれかどうかより、推しを思う気持ちがファッションに表れているほうがよほど尊い。
そういう場に限定すれば、普段おしゃれに自信がない人でも意外と自由におしゃれを楽しめるようになるわけです。

「推し活ファッション」のタイプ

ちょうど近年、「推し活ファッション」っていう言葉自体の認知度も高まってきたところです。
メンバーカラーを取り入れたファッションをやりやすいよう、カラフルな小物がどんどん発売されたり、様々なジャンルのファッショングッズも増えてきましたよね。

服装心理lab.では、毎週お届けしているテキストレッスンで、これから推し活ファッションをはじめるにはどうしたらよいのか、おすすめの方法をお伝えしました。

そして月1回のライブ配信では、今回はチューター(=服装心理lab.を運営しているスタイリスト)3人に加え、ラボメン(=lab.のメンバー)さんも3人、いつもの推し活コーデを発表してくれました

すると、私が思っている以上に、推し活ファッションの楽しみ方が多様だな、ってことがわかってきたんです……!
そこで今回見えてきた「推し活ファッション」のタイプを5つ、まとめてみました。

これはきっと、推し活に限らず「ファッションを楽しむ第1歩」として何をやればよいかの参考にもなるはず。

まるまるコピー型

これは、推しが着ているアイテムと全く同じものを探して着るっていうやり方です。

このタイプは、これぞ「推し活ファッション」って感じで、わかりやすいんじゃないかと思います。
推しが着ているのと同じTシャツを探して買うとか、推しがつけているアクセサリーを探して買うとかいったことですね。

ライブ配信でこの楽しみ方を発表してくれたのはチューターのいくよさん。

このやり方って、推しの着ている服やブランドを特定しなければいけないので、スタイリストとか、そこまで行かなくても比較的ファッションの知識がある人だとはじめやすいのかな、とは思います。
推し活じゃなくても、憧れのインフルエンサーのコーデをまずはそのまま買ってみるとか、お店で店員さんが着ていていいなと思ったコーディネートをそのまま買う、といった形で応用できるかと。

で、この楽しみ方は、服装心理診断でいうと「愛着性」という性質が高い人が特にハマりがちなやり方です。
愛着性が高い人は、人との絆を確かめるような形でファッションを楽しむことに向いているので、推しと一緒のものを着るっていう行為にとても喜びを感じられるんですよね。

ファッションテイスト既定型

続いて、2つめのタイプはこちらです。

特定のアーティストさんを応援したら、それによって自動的に着るべきファッションテイストが決まっちゃうジャンルってありますよね。

例えば、ビジュアル系のバンドとか、あとはパンクロックであればパンクファッションっていうのが存在しますし、そのアーティストがやってる音楽ジャンルとファッションが密接に結びついていて、そのアーティストを推すんだったらこういうジャンルの服を着るべし、ってもう決まってるパターンです。

さらに、場合によってはそのアーティスト自体がファッションブランドを立ち上げていたりする場合もありますし、特定のファッションブランドしか着ていない、みたいなケースもあります(初期のセックスピストルズとヴィヴィアン・ウエストウッドのように)。

そうなると、ライブ会場などの「現場」ではみんな同じようなテイストの服装で集まるので一体感が出てすごく楽しいんだとか。

ライブ配信では、2人のラボメンさんがこのタイプだったんですが、ファッションテイストは全然違うものだったので、とても面白かったです!
発表ありがとうございます🙏

このタイプがハマるのは、服装心理診断でいうと「規律性」の人。ルールを決めてファッションを楽しむことに向いているタイプなので、ファッションテイストが決まっていてみんなで制服的に着られるのは最高!

グッズT極め型

続いて、3つめ。このタイプも結構多いですよね。

推しがアーティストにしても、2次元や2.5次元だったにしても、グッズに必ずといって良いほどラインナップされるのがTシャツ。
このTシャツを、ライブなどの現場だけでなく日常生活でも自分らしく着回していこう!ってタイプです。

この楽しみ方は、チューターのたみこさんが発表してくれました。ボーイッシュな雰囲気のライブTシャツを、シアーキャミと合わせてかわいくイメチェンしたアレンジがさすが!

この楽しみ方は、服装心理診断で「合理性」が高く出る人にぴったり。
合理性はファッションにも合理的なこと…コスパや着回しなど…を重視するタイプ。だから、いくら推しのグッズとはいえ、その場限りで終わってしまうTシャツはもったいなくて買いたくない。じゃあ、普段にも着回してしまえ!という感じでいろいろアレンジをはじめるわけです。
ここに「独創性」の高さも加わると、他の人とは違うアレンジをしたいという気持ちも加わってさらに加速します。

メンバーカラー型

そして最後。これは服装心理診断で「合理性」が高い人に加え、「一般性」が高い人にもお薦めできるやり方。

カラーが決まっている推しがいる人、多いですよね。そのカラーをファッションに取り入れる方法です。特定の色を使うだけだから、具体的に誰を推しているかはわかりづらいだけでなく、そもそも「推し活ファッション」であることもバレにくい。そういう意味で、人目を気にしがちで自分が特定の何かを推していることを周りには話していない人も多い「一般性」が高いタイプの人に取って、とてもやりやすい方法と言えます。
最近は、メンバーカラーを日常に取り入れやすくなるような商品やブランドも増えてきましたし、ここからはじめるのもいいですよね。

ライブ配信では、メンバーカラーだけでなく、公式グッズのキャラクターの色とリンクさせた着こなしで楽しんだ事例も、メンバーさんが紹介してくれました!

ここまで見ていくと、推し活ファッションのやり方には本当にその人の性格が現れるなぁー、とわかりますよね。そこから普段のファッションを楽しむヒントもきっと得られるはず。
このライブ配信は、8月中に服装心理lab.にご入会頂ければ皆さんアーカイブ動画で見ることができますよ!

アーカイブ動画には、みんながこのライブ配信を通じて気づいたことなどをシェアする「グループトーク」も収録されていて見応え抜群です!

オンラインサロン「服装心理lab.」はこんな風に、自分らしいおしゃれの楽しみ方を学びながら、少しずつ実践しながら、見つけていけるサロンです。
具体的な知識が身につくだけでなく、他のメンバーさんの着こなしに勇気づけられたり、わからないことがあればすぐにチューターに質問できたり。

この秋から、自分らしいおしゃれをスタートさせたいという方にはぴったりのサロンです。ぜひぜひ以下から詳細をチェックしてみて下さいね!

「服装心理lab.」は
noteのメンバーシップに
生まれ変わりました!

2019年12月にオンラインサロンとしてオープンした「服装心理lab.」。

大人のためのおしゃれの学び場としてたくさんの人にご参加頂いてきましたが、5周年を目の前にnoteのメンバーシップに移行することになりました!

コロナ禍が明け、ますますみんなが人と会う機会が多くなり忙しくなってきた今、これまでの参加型オンラインサロンから、隙間時間に気軽にファッションを学べる場として生まれ変わります。

あなたが自分の生活の中で、無理なく楽しみながら自分らしいファッションを構築できるように。

テキストコンテンツと音声配信でしっかりサポートしていきます。

 

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