こんにちは! パーソナルスタイリスト・公認心理師の久野梨沙(@RisaHisano)です。

パーソナルカラー診断を後悔する人も…アンケートから見えた似合う色の「呪縛」

せっかくパーソナルカラー診断を受けたのに……その結果やよくある誤解に縛られてしまう人も

似合う色を知るための「パーソナルカラー診断」。

私が提供し始めた10数年前までは、おしゃれが好きな人など、まだごく限られた人しか知らないもので、テレビや雑誌の取材を受けてご紹介するのにも一から説明しないとなかなか伝わらない…という状況でした。


しかしここ数年で認知度ががががーっっと上がり、今ではプロの診断を正式に受けてはいないにしても、一度はWEBや本で簡易診断したことがある、という方がほとんどになってきました。

カラー診断を受けることで、「何色を着れば良いんだろう」という悩みから解放された人はもちろんたくさんいます。


しかしその一方で、パーソナルカラー診断の結果に縛られすぎてしまったり、カラー診断について巷に溢れる「誤解」を信じ込んでしまったことで、おしゃれを楽しめなくなっている人が増えているのも事実。


そこで、私がやっているオンラインサロン服装心理lab.の会員さんたちに、そんな「パーソナルカラーの呪縛」があるか、アンケートを取ってみました。

その結果とともに、それぞれの呪いをどう考えていくべきか、ちょっとぶった斬ってみたいと思います!

呪いその1:パーソナルカラー診断って、色を使った占いみたいなものでしょ?

まず、プロによる対面でのカラー診断を受けたことがない人が持っていることの多い、こんな誤解。

個人的にはパーソナルカラーの話をすると占いのような反応をされることが多いので自分からすすんで話題に出すことはなくなりました、悲しい…

とおっしゃる会員さんも…💦

確かに色でやる占いとか、あとは「オーラが見えます!」なんていう占いもあってオーラを色で表現する物だから、その辺が混同されちゃっている部分はありますよね…


でもパーソナルカラーはれっきとした「色彩調和の理論」。
占いではありません。

呪いその2:色白な人は全員ブルベ!

パーソナルカラーについてもうちょっと詳しく知っている人が陥りがちなのが、こちらの思い込みです。


「『ブルベ』とは???」って人に向けてちょっと解説すると、パーソナルカラー診断では人間の肌などの色素を「ブルーベース=青みの強い色が似合う色素」と「イエローベース=黄みの強い色が似合う色素」に大別します。
ブルベってのは、この「ブルーベース」の略称なんですね。

で、その人がブルベなのかイエベなのかは本来は診断技術を持ったアナリストが目視した上で、専用の色布を使うことでしか判別できないんですが、どうやら美容系の雑誌で「透明感のある色白なあなたは、ブルベです!」的な雑なセルフチェックがされてしまっているようで…。


そのせいで、SNSなんかで「私はブルベです」って呟くだけで「色白だっていう自慢か!」と取られてしまうとかなんとか。うーーーん🌀🌀


あのですね。

パーソナルカラー診断ってアメリカが発祥の地なんですね。

で、ですよ。


もし色白の人が全部ブルベだったら、白人の方、全員ブルベってことになりやしませんか? 
でも実際にはそうではない。

肌色が白っぽく見えても、実際にはいろんな色があって、全員違うんですよね。
そこがパーソナルカラーの複雑なところでもあり、面白いところでもあるんですが。

呪いその3:顔を白く明るく見せてくれる色が、似合う色=パーソナルカラーである

色というのは、近くにある色に影響されて違ってみえることがよくあります。
いやむしろ、人間の目がその色を正確に捉えていることの方が少ないかもしれません。

この視覚の特性を利用したのがパーソナルカラーシステム。
パーソナルカラーというのは「身につけると、肌色が『健康的に美しく』見える色」のことです。

しかしこの「健康的に美しく」見える状態がどういう状態なのかっていうのが、意外とちゃんと知られていないようで、

とにかく肌が明るく色白に見えるのが似合う色=パーソナルカラー だ!

という誤解も広まっています。


この誤解は残念なことに一般の人だけでなく、診断をするアナリストの間にも広がってしまっているようです。

そのせいで、いくつかのサロンで診断してもらったらそれぞれ診断結果が違う!という経験をした会員さんもいることがわかりました。


では本当に、顔が白く見えれば「美しく」なるでしょうか?

体調不良で貧血になったときなんか、顔色まーーーっしろくなりますけど、それも美しいってことになりますね。

……んなわきゃない。

白く見えればOK!であれば、確かに私がパーソナルカラー診断を指導するときもとても楽になって助かるんですが、実際には白く見えてしまうと不健康な印象に繋がることもあるわけで。

白く明るければOK、では決してないことは、少し考えれば納得できるんじゃないかと思います。

パーソナルカラーと上手に付き合うためには、診断だけでなく正しい知識が必要!

カラー診断を受けにいらしたお客様や服装心理lab.の会員さんから聞いた「カラー診断の呪いあるある」を3つ挙げてみましたが、あなたもこれらの呪いに絡め取られていませんでしたか?


診断を受けて結果が出ればおしゃれがもっと楽になる…そう思って診断を受けた結果、こうした呪いを新たに植え付けられてしまって別の悩みや縛りが出てきてしまうようじゃやるせないですよね😭

カラー診断に限らず、イメコン系の診断は受けて結果がわかればそれで万事解決!というものではなく、その結果を自分の悩みやおしゃれの願いに合わせて正しく活用するところからが本番なんです。

ぜひその点を意識して、上手に活用してみて下さいね!

また、これらの呪いの裏側や解決方法、さらにその他のパーソナルカラーに関する思い込み・誤解についてもっと知って、似合う色と上手に付き合いたい!というあなたには、9月からの服装心理lab.のメールレッスンがお薦めです。

「改めて、パーソナルカラーの”呪い”をぶった切る!」と題して、よくあるカラー診断への誤解や思い込みを正せる知識をレッスン形式で、メールでお届けします。


カラー診断へのお悩みや思いを会員専用のチャットで相談することもできますよ〜

ご入会は月初がお得!9月になったら以下のWEBサイトで「今すぐ参加する」をクリックしてご入会下さいね〜。

執筆者
久野 梨沙(ひさの りさ)

パーソナルスタイリスト / 服装心理カウンセラー。( 社 )日本服装心理 学協会代表理事。服装心理学に基づくスタイリングの第一人者。大学 で認知心理学を研究した後、大手アパレルメーカーでの商品企画職を 経て個人向けスタイリストに。1 万件に上るスタイリング実績を元に、 精度の高いイメージコントロールをすることで定評がある。