ユニクロ「+J」狂想曲・・・・・・なぜこんなに人気なの?

 

こんにちは! パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。

先月発売された、話題のユニクロとジル・サンダー氏とのコラボレーションライン「+J」。
いろんな意味で、すごかったですね・・・・・・!

 

 

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私は今回の騒動は静観していて、争奪戦には参加しなかったのですが、ニュース記事や現地に行った方の報告であらましを知ることができました。お店は密どころではない揉みくちゃ状態で、「何でそんなに大騒ぎするの?」と疑問に思った方も多かったのではないでしょうか。

そして、それに呼応するかのごとく、ファッション系のブロガーさんやYouTuberさんがこぞって+Jのアイテムの紹介記事や動画を投稿していましたよね。

私も、「これは皆さんのためになるな」と思ったら情報発信していますが、UNIQLOの新作が出る度ごとの紹介っていうのは基本的にしていません。

 

UNIQLOの新作が出ると毎回ネット上は大騒ぎになりますが、それを私たちのようなプロまでがやることが、本当に、人々のファッション体験を豊かにするのか?新作情報ばかり発信することが、本当におしゃれの情報を求めている人のためになるのか?
それをすごく疑問に感じているからです。

 

もちろん、大前提として、おしゃれの選択肢が増えること自体はとても良いことだと思ってます。

例えばお寿司屋さんって、一見さんお断りの超高級店から、子連れでも行ける手頃な回転寿司までありますよね。そして、安い回転寿司がが人気になったからといって、高級寿司店に人が入らなくなるわけではない。なぜかというと回転寿司でお寿司の良さを知る人が増えれば増えるほど、より美味しい高級店に行ってみようと思う人も増えるからです。「高い山ほど裾野が広い」ってことですね。

ファッション分野も同じで、ジル・サンダーの服は素晴らしいけど高価なので、入門編になる廉価版を作り、その素晴らしさを多くの人が実感できるようになることには大いに意義があるはず。

 

しかしそれを踏まえた上で、「そもそもなぜ大騒ぎになってしまったのか?」「ここまでの大騒ぎが必要か?」についてお話ししたいと思います。

 

この内容は以下のPodcastでも解説しています。
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UNIQLO「+J」はなぜここまでの大騒ぎになってしまったのか。その原因として最も大きいのは、「転売ヤー」の存在でしょう。メルカリは発売直後から高額転売品であふれ返っていましたから、転売目的の人で相当混雑したのだと考えられます。

コラボの仕掛け人のファーストリテイリング執行役員 勝田幸宏氏、WWDのインタビュー記事で「生産数量については、求めていただける方には届けたいという気持ちと、ニーズを読み間違えて在庫を残してはいけないという気持ちが両方ある」と話されていました。

 

 

高級ブランドとのライセンス契約って、ブランドイメージを守るために在庫を残してはいけないので、すごく難しいんです。最初から生産数量に対するロイヤリティを決めてしまう関係で、追加生産ができないこともしばしば。実際、前回9年前に+Jが発売されたときには、追加生産は一切ありませんでした。

出回る数が少なければ、それだけ希少価値が出ますし、欲しがる人も増えます。こういう背景があるから、転売ビジネスが成り立ってしまうんですね。そこまでいかなくても、「とりあえず買ってみて、イマイチだったらメルカリで売ればいいや」という感覚で気軽に買う「潜在的転売ヤー」的な人も多かったのではないでしょうか。

 

また、不況も手伝って、多くの人に「皆が買ってるものなら安心だし、着こなしの参考になる情報も多そうだし……」という、失敗したくない!という心理が働いたことも大きそうです。

もちろん、情報が多いから安心して買えるという側面はあります。でも、「皆が買っている=すごく良いもの」とは限らないし、世の中にはユニクロよりお得なものも実はたくさんあるんですよね・・・・・・。

それに、私が運営しているオンラインコミュニティ「服装心理lab.」のように、着こなし方をチャットなどで気軽に質問できる場があれば、無理して皆と同じものを買わなくても、自分が本当に好きな服の着こなし方が分かるし、失敗も減らせると思うんです。
そういう場所があれば、イベントに踊らされなくても、自分らしいおしゃれを楽しむことは十分できます。

 

だから、私は、お買い物の失敗を減らす方法の情報発信や、おしゃれの事が気軽にたずねられる場所の提供を通じて、これからもたくさんの人のファッション体験を豊かにしていきたいと思っています!

 

皆が行列を作ってまで買っていると、「私も買わなきゃ損かな・・・」って不安になる気持ちはよくわかります💦
「服装心理lab.」はそういうときにも、チャットで気軽に「なんでみんなあれを買ってるの?!」と聞くことができますよ!

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久野 梨沙

執筆者
久野 梨沙(ひさの りさ)

パーソナルスタイリスト / 服装心理カウンセラー。( 社 )日本服装心理 学協会代表理事。服装心理学に基づくスタイリングの第一人者。大学 で認知心理学を研究した後、大手アパレルメーカーでの商品企画職を 経て個人向けスタイリストに。1 万件に上るスタイリング実績を元に、 精度の高いイメージコントロールをすることで定評がある。