ZOOM会議前に要チェック!リモート映えする服・メイクのコツ
こんにちは! パーソナルスタイリスト・公認心理師の久野梨沙(@RisaHisano)です。
最近は、ZoomをはじめWeb会議システムが広く使われるようになりましたね。
私もオンラインサロンの配信に活用していますし、雑誌の取材もZoomで済ませることが増えてきました。
私は未経験ですが、Zoom取材の映像のスクリーンショットがそのまま記事に使われることもあるんだとか。
そんな時、気になるのはやっぱり顔の映りですよね。
そこで今回は、私がたくさんの取材などを通じて見つけた、「Zoom映え」を良くするためのファッションやメイクのコツをお教えします。
もちろんZoom以外のオンライン会議にも使えますよ!
この内容は以下のPodcastでも解説しています。
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この記事の内容
写真を撮られるときに明るく見える色も、ZOOMでは暗く見える危険が!
まず、よく勘違いされがちなのが、
「写真写りが良いファッションやメイクは、Zoom映えも良いはず」
というもの。これ、間違いなんです。
例えば、「トップスを白などの明るい色にすれば、レフ板代わりになって顔が明るく見える」と思いがちですが、実はZoomはその逆。ZOOM会議でよく見かけるのが、白い背景に白い服を着て、顔が暗くなってしまっているケースです。
その大きな原因はカメラ。
パソコンの内蔵カメラや簡易的なWebカメラだと、映像の明るさ(露出)調整機能がなかったり、あっても設定が複雑で、結局大抵のケースでは自動設定だったりするんですよね。
そんな中、明るい背景に明るい色の服を着るとどうなるか。カメラは「なんか光がたくさん入り過ぎだな」と考えます。
そして、全体が暗くされて、顔色まで暗くなってしまうんです。
なので、背景が明るい時は、トップスにはしっかりした色のものを選んでみましょう。
自分の顔色と同じくらいに暗い色をカメラに映すことで、明るさの自動補正が上手く効いて、ちょうどいい明るさを出すことができますよ。
顔に似合うかだけでなく、背景に合うかも考えて
次に、洋服の柄について。ズバリ、正解は「背景の反対にすること」です。
例えば、背景が無地の白い壁やカーテンなら、はっきりした柄物を着る。
逆に、本棚などの少しごちゃっとした背景なら、柄物を着ると背景とケンカしてしまうので、無地の服を着る。
これに関しては、私がテレビ出演をするお客様のスタイリングをするときと同じ考え方です。
上記の写真は、私がTBSの「この差って何ですか?」に出演したときの画像です。
この番組のスタジオセットは本棚のようになっているので、かなり賑やか。
そこに洋服まで柄物にしてしまったら、背景とぶつかってかなりうるさい印象に見えてしまいます。
ですから、私は白いシャツをセレクト。
こちらはEテレ「人生レシピ」の時の私の衣装。
「人生レシピ」のセットも花がたくさんあしらわれていてとても華やかです。
そこで私は背景のお花に多い暖色と反対になるよう、寒色の無地のブラウスを合わせました。
こんな風に、要は、背景か洋服のどちらかをにぎやかに、どちらかを無地にして対比を付けると、あなた自身がくっきり浮き出て見えて、とても綺麗に映るということです。
ZOOM会議で着るトップスは、首回りのデザインを厳選して!
あと、Zoomって基本的に映るのは胸から上くらいの範囲だけですよね。
なので、トップスは「首周りの形があなたの顔に合っているか」が命になります。
まず、お顔がふっくらしている方は、なるべく首周りを開けましょう。
すっきり見せたいなら深めのVネックが、柔らかさを演出したいならUネックがオススメです。
また、私のように鎖骨が目立つタイプなら、鎖骨が見えるネックラインだと特に細くすっきり見えます。
▲こちらは、先日私がWEB上で美容師さん向けに行った講演の画面ですが、かなり大きめに開けて鎖骨を見せています。
逆に、お顔の肉付きが少ない方が首周りを開けると寂しい印象になってしまいます。狭めのクルーネックやハイネック、冬場ならタートルネックが良いでしょう。
もしかすると、普段のトップスの首周りのデザインは、体型も加味して選んでいる人が多いかもしれません。しかしZOOM会議の場合には体までは見えません。
ですから、顔の形だけを考えて選ぶ方が吉、ということになるんです。
リモート環境でのメイクは、大きい面積と陰影を重視!
そして、女性の方が気になるのがメイクですよね。
パソコンの内蔵カメラや一般的なWebカメラを使っている前提で話しますが、細かい肌の色ムラやシミはあまり気にしなくて大丈夫。
なぜなら、カメラの画質がそこまで良くないからです(笑)。
大事なのは、もっと大きいところ。
まず、ハイライトをしっかり入れること。
鼻筋・目の下といった少し高いところを光らせてみてください。
お顔立ちに合わせて鎖骨を見せる場合には、鎖骨の高い位置に入れてもすごく綺麗に映りますよ。
#イエベ春 的には、低彩度かつマットなニットが顔周りに来ると、例え得意な色でも顔色ちょっとくすむ😢
そんなときは!鎖骨に艶出し!!
デコルテ全体キラキラは古く見えるから、鎖骨にそって、THREEのシマリンググローデュオを。プラス、アイシャドーでもっと光らせても🙆♀️使いまくって底見えですわ pic.twitter.com/WFzSVwDDMC
— 久野梨沙@服装心理学/スタイリスト (@RisaHisano) November 16, 2019
こんな風に以前Twitterにも投稿しましたが、私はTHREEのシマリンググローデュオの明るい方を鎖骨の高いところにONしています。
あとは、眉毛が薄いと目立ってしまうので、眉毛はしっかり描くこと。そして、口紅をいつもよりもしっかりめに塗ることもポイントです。
ZOOM映りにおいて、ファッション・メイク以上に大事なことも・・・・・・
でも……何だかんだ言って、結局一番大事なのは「照明」と「カメラ位置」だったりもします。
Amazonに売っている安いものでいいので、リングライトを買って、顔の真正面からしっかり当ててみてください。
あと、カメラの位置が低いと顔が大きく見えたり、偉そうに見えたりしがちです。
特にスマホだとそうなりやすいので、できれば台の上か何かに置いて、ちょうどいいアングルを探してみるといいと思います。
冒頭にも貼ったこちらの画像見て頂くとわかるとおり、私の正面のちょっと高い位置にリングライト+カメラあるの見えますよね?こんな感じにすると、ちょっと上から撮るアングルになっていい感じです✨️
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